ゲーム実況や配信を始めたいけど、キャプチャーボード選びで迷っていませんか？今回ご紹介するのは、AVerMediaの人気キャプチャーボード「Live Gamer Ultra GC553」です。4K時代に対応した高性能モデルでありながら、使いやすさにもこだわった名機として、多くの配信者から支持を集めています。この記事では、GC553の特徴やスペック、どんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。
AVerMedia Live Gamer Ultra GC553は？
Live Gamer Ultra GC553は、台湾のAVerMedia（アバーメディア）が開発したUSB外付け型のキャプチャーボードです。2018年の発売以来、4K対応キャプチャーボードの定番モデルとして長く愛されてきました。コンパクトなボディながら、4Kp60 HDRパススルー、4Kp30録画、1080p120fps録画といった高いスペックを備えており、PS5やXbox Series X/S、Nintendo Switchなど様々なゲーム機との組み合わせで活躍します。
AVerMedia Live Gamer Ultra GC553 基本スペック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 接続方式 | USB 3.1 Gen1（Type-C）外付け型 |
| 入力端子 | HDMI 2.0 |
| 録画解像度 | 最大4K/30fps、1080p/120fps |
| パススルー | 4K/60fps HDR、1080p/240fps |
| エンコード方式 | ソフトウェアエンコード |
| 対応フォーマット | H.264/H.265（MP4） |
| 最大ビットレート | 240Mbps |
| 本体サイズ | 約112.5 x 66 x 21mm |
| 重量 | 約85g |
AVerMedia Live Gamer Ultra GC553 特徴
4K HDRパススルーで美しい映像をそのままプレイ
GC553の大きな魅力は、4K/60fps HDRのパススルー機能です。パススルーとは、キャプチャーボードを経由した映像を遅延なくモニターに出力する機能のこと。PS5やXbox Series X/Sの美しい4K HDR映像を、まったく遅延なしでプレイしながら、同時に録画や配信を行うことができます。
さらに、1080pの場合は最大240fpsのパススルーにも対応。FPSや格闘ゲームなど、フレームレートが重要なタイトルでも、モニター側では最高の映像体験を楽しみながら配信できるのは大きなメリットです。
4K HDRパススルーにより、録画や配信中でもゲームの美しい映像をそのまま楽しめます。画質を犠牲にすることなく、最高の環境でプレイできるのがGC553の強みです。
超低遅延のソフトウェアエンコード
GC553は、ソフトウェアエンコード方式を採用しています。ソフトウェアエンコードとは、映像の圧縮処理をパソコンのCPUやGPUで行う方式のこと。キャプチャーボード本体での処理が最小限になるため、非常に低い遅延を実現できます。
USB 3.1インターフェイスによる高速データ転送と組み合わせることで、GC553は「限りなくゼロに近い超低遅延」を謳っています。パススルー出力を使わず、パソコンの画面だけでゲームをプレイする場合でも、違和感なく操作できるレベルの低遅延を実現しているのは大きなポイントです。
UVC対応でプラグアンドプレイ
GC553はUVC（USB Video Class）に対応しています。これは、キャプチャーボードを接続するだけで自動的に認識される規格のこと。面倒なドライバーのインストールは必要ありません。パソコンに接続すれば、すぐに使い始めることができます。
また、UVC対応により、OBS StudioやXSplitなど、様々な配信ソフトウェアで使用できます。特定のソフトに縛られることなく、自分の好みの環境で配信や録画を行えるのは、初心者から上級者まで嬉しいポイントです。
1080p/120fps録画でハイフレームレートに対応
GC553は1080p/120fpsでの録画に対応しています。PS5やXbox Series X/Sは、一部のタイトルで120fpsモードに対応しており、その滑らかな映像をそのまま録画できるのは大きな魅力です。
スローモーション編集を行いたい場合にも、120fpsで録画しておけば、美しいスローモーション映像を作成できます。アクションゲームの名シーンを印象的に演出したいクリエイターにとって、この機能は非常に重宝するでしょう。
コンパクトで持ち運びやすいデザイン
GC553の本体サイズは約112.5 x 66 x 21mm、重量は約85g。手のひらに収まるコンパクトなサイズで、デスク周りを圧迫しません。外付けタイプなので、ノートパソコンと組み合わせて外出先で使用することも可能です。
イベント会場でのゲーム配信や、友人宅でのゲーム実況など、機材を持ち運ぶシーンでも活躍してくれます。
付属ソフトウェアも充実
GC553には、AVerMedia純正の録画・配信ソフト「RECentral」が付属しています。RECentralは直感的なインターフェイスで、初心者でも簡単に録画や配信を始められます。シングルモードとマルチモードを切り替えることで、HDRや高リフレッシュレートの録画にも対応できます。OBSよりも使いやすいという人も多いぞ！
また、動画編集ソフト「CyberLink PowerDirector 15 for AVerMedia」も付属。カット編集やエフェクトの挿入など、基本的な動画編集がこれ1本で完結します。追加でソフトを購入する必要がないのは、これから配信を始める方にとって嬉しいポイントです。
GC553を使ってみよう！
GC553は、以下のような方に特におすすめです。
まず、4K HDR対応のゲーム機を持っている方。PS5やXbox Series X/Sの美しい映像を遅延なく楽しみながら、高画質で録画や配信ができます。パススルー機能により、ゲームプレイの快適さを一切犠牲にしません。
次に、USB外付けタイプで手軽に使いたい方。内蔵型のようにパソコンを開ける必要がなく、ケーブルを繋ぐだけで使い始められます。ノートパソコンユーザーにも最適です。
そして、信頼性の高いメーカーの製品を選びたい方。AVerMediaは長年キャプチャーボード市場をリードしてきたメーカーであり、GC553も発売から長く愛される実績のあるモデルです。サポート体制も充実しており、安心して使い続けられます。
4K HDRパススルー対応、1080p/120fps録画対応、UVCによるプラグアンドプレイ、コンパクトな外付け設計。GC553は「使いやすさ」と「高性能」を両立した、バランスの取れた1台です。
AVerMedia Live Gamer Ultra GC553があれば十分
AVerMedia Live Gamer Ultra GC553は、4K時代のゲームキャプチャーボードとして、長く愛され続けている定番モデルです。4K/60fps HDRパススルー、1080p/120fps録画、超低遅延、UVC対応など、配信者が求める機能をしっかりと押さえています。
コンパクトな外付けタイプで設置も簡単、付属ソフトも充実しているため、初心者の方でも安心して使い始められます。PS5やXbox Series X/S、Nintendo Switchなど、様々なゲーム機と組み合わせて、本格的なゲーム実況を楽しみたい方は、ぜひGC553を検討してみてください。