fc_limit

DQ3(FC版)・上限値の仕組み



注意:このページは「FC版」に関する話です
SFC版以降のリメイクでは法則が全く異なるので混同に注意

【1】体力と最大HP・賢さと最大MPの関係 編集アイコン

FC版のHPとMPのレベルアップ法則はSFC版・GBC版とは異なる。

最大HPの上昇値体力の上昇値×2±2
最大MPの上昇値賢さの上昇値×2±2



とあるレベルアップの時に体力2ポイント上昇すれば
最大HPは2倍の4ポイントが基本上昇量となり
そこからランダムで-2+2ポイントの変動幅があるので
最大HPの上昇の幅は2〜6ポイントとなる。
(ただし、体力上昇が0ポイントだと最大HPは変動しない)

最大MPも同様。賢さ2ポイント上昇すれば最大MPは2〜6ポイントとなる。


レベルアップの前にスタミナの種や賢さの種を使用しても
種の上昇分は次のレベルアップ時のHPやMPの増加には反映されない

むしろ、体力や賢さが上限値に達して伸びが悪くなる可能性が出てくるので、
スタミナの種と賢さの種の使用は逆効果なので注意。
スタミナの種と賢さの種を使うメリットがあるのは、
体力や賢さをオーバーフローさせて0にする技(後述)のときだけ。

よって、なるべく±2の変動幅が最大の2ポイントになるように
レベルアップの際にセーブ&リセットで吟味をしていくと理想的。




「基本成長値」…そのステータス全体に掛かる基礎値。上限値計算に使われる。
「成長率」……「例:レベル2〜10では平均+2ポイント」などレベル毎に変化する上昇率。

【2】上限値の仕組み 編集アイコン

各職業で、このレベルだとここまでという上限値が設定されていて、
それを上回る高さのHPやMPにしてしまうと、
どんなにリセットしても0〜1しか上がらなくなってしまう。


FC版上限値の法則は「ステータスの法則、限界について」(webアーカイブ)というサイトを必読。

(1)「力・早・体・賢・運」の上限値計算式 編集アイコン

上限値の計算式は4種類あって、各職業の各ステータス毎にどの種類かが違う。

種類ステータス上限値の計算式該当ステータス
基本成長値+1(現在レベル−1)×1.511戦(早・賢・運)、武(賢)、商(賢)、遊(力)、魔(力)
基本成長値+2(現在レベル−1)×2.512勇(賢)、商(早・運)、遊(早・体)、魔(体・賢)、
僧(力・早・体・賢)、賢(力・早・賢・運)
基本成長値+3(現在レベル−1)×3.513
※255を越えた場合はマイナス256
勇(力・運)、戦(力)、武(体・運)、商(力・体)、
遊(賢)、魔(早・運)、僧(運)、賢(体)
基本成長値+4(現在レベル−1)×4.514
※255を越えた場合はマイナス256
勇(体)、戦(力)、武(力・早)
基本成長値+10(現在レベル−1)×10.520(?)遊(運)※法則未検証

※小数点以下切り上げ。

(2)「最大HP・最大MP」の上限値計算式 編集アイコン

※基本成長値+1と+3のパターンは未検証。

種類最大HP・MP上限値の計算式該当ステータス
基本成長値+1(現在レベル−1)×4.513該当なし
基本成長値+2(現在レベル−1)×8.517勇(MP)、遊(HP)、魔(HPMP)、僧(HPMP)、賢(MP
基本成長値+3(現在レベル−1)×12.521武(HP)、商(HP)、賢(HP
基本成長値+4(現在レベル−1)×16.525勇(HP)、戦(HP



体力や賢さだけでなく、最大HPや最大MPにも上限値がある点に注意。
つまりただ闇雲に体力・賢さやHP・MPを上げればよいのではなく、
上限値に抵触しない範囲で計算しながらそこそこの賢さを上げつつ
賢さの上昇に対して±2の変動幅が最大の+2になるように吟味していく。






【3】最大MPの限界育成 編集アイコン

(1)賢者の最大MPの育成 編集アイコン

賢者の最大MPを最大限高める場合を例に取る。


賢者の「賢さ」の成長率

レベル賢さ成長率賢さ上昇限界最大MP上昇限界
Lv2〜Lv25基本+2最大+4賢さ4×2+2=10ポイント増加
Lv26〜Lv99基本+3最大+6賢さ6×2+2=14ポイント増加

※ただし毎回最大伸び率を引くと、賢さ&最大MPの上限値に当たって伸びない。


〔A〕種の無限増殖なしの場合(ランシールバグを使わない)
種の無限増殖なしだと賢さの種大量投与が事実上不可能なレベルに近い。
賢さの種でオーバーフローできない=賢さ255上昇分の範囲内でしか上がらない。
よって、〔B〕のランシールバグを解禁した場合よりも最大MPは低くなる。

序盤は賢さの上限値に近いなるべく高い値を取るように賢さを高く吟味し、
中盤以降で賢さの上限値に抵触する段階になったら、
今度は賢さが上限値に抵触しないように適度に上昇値を抑えて吟味。
賢さの上昇値に対しての最大MPの±2の変動幅は、毎回+2を狙う。

この際、体力も同時に吟味するのは厳しいので、
最大HPは命の木の実で999まで増やせる点を考えると
HPは妥協して賢さと最大MPの吟味に専念するのが無難。


〔B〕種の無限増殖ありの場合(ランシールバグ使用を解禁)
賢さ255の時に賢さの種を投与すると、オーバーフローして賢さ0に戻る
これを利用すれば、賢さの上限値に触れそうになる度に、
賢さの種を大量投与して賢さ0に戻せば良いので、吟味の限界値が上がる。
±2かどうかは気にせず、最大MP上昇量が大きくなるように吟味で良い。


なお、遊び人から転職して賢者になった場合は最大MP0からスタートする。
MP0からスタートなので、序盤の吟味がより大変になるが、
ランシールバグを解禁して、賢さ上限値に抵触しそうになる度に種で賢さ0に戻すなら、
レベル99時に上限値近くまで伸ばすことは可能。
※参考:遊び人から転職した賢者(開始MP0)の成長例


他職業から悟りの書で賢者になったキャラの場合、最大MPがある程度高い状態からスタートできる。
ただし最大MPの上限値があるので、転職後はしばらく''0か1しか伸びない状態が}続き、
上限値より下回ったら通常の伸びに戻る。
前の職業で伸ばしたMPがあっても、上限値を超えて伸ばし続けることはできない。
※参考:魔法使いから転職した賢者(開始MP109)の成長例


理論上の限界値は、上限値の法則から求められる。
レベル98の時点で最大MP842ポイント。
そこからレベル98→99のレベルアップで「賢さ+6、最大MP+14アップ」を出し、
レベル99で最大MP856が限界値となる。
※ただし非常に低確率で、実機での実現は極めて困難な理論値なので注意。
※実際の各レベルの上限は賢者 上限値一覧表も参照。
MP非成長職である戦士、武闘家、商人の理論最大MPは、MP856の賢者から転職した最大MP428が限界値となる。




(2)勇者の最大MPの育成 編集アイコン

勇者の最大MPの場合は、上限値の法則は僧・魔・賢と共通なのだが、
成長率(賢さの伸び)が僧・魔・賢よりも悪いので、1回のレベルアップで伸ばせる量が小さい。
その為、どうしても最大MPの限界上昇値は僧・魔・賢より低くなる。


勇者の「賢さ」の成長率

レベル成長率上昇量限界実際の伸び具合
Lv2〜Lv15基本+1最大+2現実的には+1が殆ど
Lv16〜Lv50基本+2最大+4但し殆ど+2で、+3でも滅多に出ない
Lv51〜Lv99基本+1最大+2現実的には+1が殆ど



上記の成長率と、賢さや最大MPの上限値の関係から
レベル16〜レベル50までは+4の伸びを続けると上限値に抵触する可能性があるので、
レベル50時に最大MP上限値の434になるように調整し、
それ以後は最大+2の伸びで上限値に当たる可能性はなくなるので、
毎回「賢さは+2上昇、最大MPは+6上昇」を出すようにすれば理論上限界MPに到達。
つまりなるべくLv50までの成長期にMPを稼いでおくことが重要になる。


ランシールバグを解禁して賢さ上限値オーバーフローありの場合、
勇者の初期MPは6〜7なので初期最大MPを7にした状態からスタートし、
レベル50時点で最大MP434、レベル51〜99までは毎回MPを+6アップ、
これで勇者の理論上限界は最大MP728となる。
※ただし非常に低確率で、実機での実現は極めて困難な理論値なので注意。

※実際の各レベルの上限は勇者 上限値一覧表も参照。






【4】最大HPの限界育成 編集アイコン

(1)戦士・勇者の最大HPの爆発上昇現象 編集アイコン

「基本成長値×レベル」の値が256を越えると、
オーバーフローが起こりレベルアップ上昇量の計算がおかしくなることがある。
具体的には「高レベル帯で基本成長値が43以上」のステータスを持つ職業で発生。

種類該当レベル発動条件の例
基本成長値+4現在レベル64以上現在の体力が42以下
基本成長値+3現在レベル86以上現在の体力が55以下

これにより上限値に対する「下限値」とでもいうべき値が発生し、
基本成長値が+3か+4の場合、下記条件で体力の値が一定値以下だとHPが爆増する可能性あり。
スタミナの種を使って体力の値をオーバーフローさせて0にすれば条件を満たせる。

例えば基本成長値+4の戦士か勇者でレベル64になった時点でスタミナの種を大量投与。
体力を0に戻して条件の42ポイント以下の状態にしておいてからレベルアップさせると、
「たいりょくが 60ポイント あがった!」 「さいだいHPが 120ポイント あがった!」
など、爆発的上昇が起こる場合あり。



なお基本成長値が+2や+1の場合はレベル×基本成長値が256を超えないので発生しない。

種類計算式オーバーフローの有無
基本成長値+1現在レベル×1←レベル99になっても256に届かない
基本成長値+2現在レベル×2←レベル99になっても256に届かない
基本成長値+3現在レベル×3←レベル86×3で256を越える
基本成長値+4現在レベル×4←レベル64×4で256を越える



ただし、レベルアップ時の「体力」の上昇値が65ポイント以上になり、
「最大HP」の上昇量下限が127ポイント(=65×2−2)を越えると、
「体力」は増えるけど「最大HP」は上がらない状態になるので注意。
例外として基本成長値+4の場合は体力が127以上も増える事があり再々オーバーフローでHPが増える。
1回のレベルアップでの体力上昇量は65以下に抑えつつ爆増現象を数回起こすと
短期間でHPを大幅に伸ばすことができる。


最大HPにも上限値があるので爆増現象を連続で起こすことは上限値に引っ掛かり難しいが、
戦士と勇者は最大HPの上限値がレベル99時にHPは1642と非常に高いので、
表示上の最大HP999を超えて更に最大HPを伸ばすことが可能になる。
その場合は画面表示は999までなので現在HPの把握が困難になるので注意。
(例えば最大HP1200・画面表示999の時に100ダメージを食らっても表示は999のまま)


(2)HP爆発上昇現象の条件(体力下限値)一覧表 編集アイコン

爆発上昇を起こすには「とあるレベルの時、体力がこの値を下回った状態でレベルアップ」という
下限値があり、下記の式で下限値は算出される。

種類体力の下限値該当の職業
基本成長値+3(現在レベル−1)×3.5+14 −256武・商・賢の体力
基本成長値+4(現在レベル−1)×4.5+15 −256勇・戦の体力

例えば、勇者のレベルが64のとき、体力値が43未満の状態でレベルアップすると爆発上昇が発生。


爆発上昇が起こった際、最大HPが上昇するのは
体力値が1〜64または129〜192(理論値)の範囲で上昇したときのみ。
ただし、算出された最大HPが128以上になると最大HPは上昇しない
体力値が129〜192の範囲で上昇した場合、
上昇値から128を減算した上で最大HPの算出が行われる。

勇者や戦士の体力値上昇においては100ポイント以上の上昇は結構見られる。
しかし、武・商・賢では、100以上の上昇はほぼ無いものと思ったほうがいい。
(80〜90程度の上昇はたまに見られるが)

なお、表に示したパターン・レベル以外では、体力値の爆発上昇は起こらない。


体力下限値一覧表(HP爆増現象が起こる条件)
※下記表の体力値が空欄のレベルでは、爆発上昇は起こらない。

レベル6465666768697071727374757677787980
基本上昇量+3
基本上昇量+443475256616570747983889297101106110115


レベル818283848586878889909192939495969798
基本上昇量+356596366707377808487919498
基本上昇量+4119124128133137142146151155160164169173178182187191196



おまけ(反転)


※参考:「FC版レベルアップ吟味用ツール」 → 【リンク】
まず以下の「$1C」と「$6A68」を特定、その後どれだけ乱数を動かせば目的の成長になるかを検索
【1】「$1C」…メイン乱数
   初期値は冒険の書を作ったり消したり移したりしないと変わらない(多分)
【2】「$A4」…乱数を使うごとに1増える
   初期値は0で最短で冒険の書を選ぶと2になる
【3】「$6000(と書いてあるが実際は$6A68)」…補助的に使う乱数
   戦闘で行動決定時に変化する、冒険の書に記録しなくても記録される
   最大HP、最大MPの上昇値の決定に使う(他のパラメーターには使わない)


準備編
1.吟味したいキャラをあと経験値1でレベルアップする状態にする
2.幸せの靴を装備させてダーマで記録
3.キャラクターのステータスをツールに入力


乱数特定編
1.リセットして冒険の書選択終わるまでA押しっぱなし(一番上の冒険の書でしかできない)
2.再開時のおっさんのメッセージは下を押しながら終了し、最短でフィールドに出る
3.フィールドに出たら一歩歩いてレベルアップ
4.上昇値をツールに入力
以上の試行を乱数が絞り込めるまで何度か行う
2度目以降はフィールドに出てから乱数をいくつか動かす
※乱数の動かし方:Aを押しっぱなしで、「はなす」→「だれもいない」と言うメッセージを出す→これ1回で乱数が1動く
※戦闘をすると(記録しなくても)乱数が変わるのでしないこと(戦わず逃げるかリセットすれば大丈夫)


検索編
1.乱数が特定できたら→ボタンを押して右にデータを移す(手入力も可)
2.条件を入力し、検索
3.結果は「動かす乱数の数:$6A68値」
※乱数($6000)のチェックボックスで特定の$6A68の場合のみを検索できるようにしようとしたが、実装されていない
※乱数($A4)は02で固定になってるっぽい(記憶曖昧)


あとは乱数特定と同じ要領で検索結果の数だけ乱数を動かし、レベルアップ